妊活・妊娠

妊娠線が出来る仕組み!いつから?予防法は?

2022年10月24日

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妊娠線トップ
ゆうがき

こんにちは、都内で3姉妹を育てている、ゆうがきです。

妊娠線はおなか以外にもできることを知っていますか?

一度できてしまうと消えることはなかなか難しい、妊娠線・・・。

この記事では、妊娠線が出来る仕組みから予防法を記載しています。

こんな人に読んでほしい

  • 妊娠した人
  • 妊娠線が出来始めた人

私もいつの間にか足の付け根に妊娠線が出来ていてとても後悔しているので、何かお役に立てたらなと思います。

出産後、妊娠線を目立ちにくくする方法はありますが、私自身が体験したことでは無いため、皆様に実体験をもとにお伝え出来ないと判断し、本記事にはその内容は記載しておりません。

妊娠線とは?

妊娠線例画像

妊娠線とは、妊娠中におなかなどの皮膚に出来る赤紫色の線のことです。

妊娠中に胎児の成長でおなかが大きくなったり、急激な体重増加などにより皮膚が引っ張られることで、肉割れが起こった状態です。

ストレッチマークとも呼ばれ、正式名所は「線状皮膚萎縮症」あるいは「皮膚伸展線条」といいます。

出来てすぐの妊娠線は赤紫色、その後だんだんと黒ずんでいき、出産後は白く目立ちにくくなります。

出産後も完全に消えるわけではありませんが、近くでみなければわからない程度の線になります。

妊娠線が出来る仕組み

妊娠線は、妊娠したら必ず出来るものではありません。

大きくなるおなかに皮膚が順応できないため

皮膚の構造は大きく分けると、「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層から成り立っています。

私達の目に見えている部分は最も伸縮性の高い「表皮」。

その下にコラーゲンやエスラチンなどの肌の弾力成分を含む「真皮」。

一番下に「皮下組織」があります。

妊娠中に急激な体重増加があると皮下組織内に脂肪が増えて膨張し、引っ張られるように真皮や表皮も伸びていきます。

しかし、表皮は体の変化に合わせて伸びていきますが、真皮は伸縮性が低いため、皮下組織の膨張に耐えられなくなると裂けてしまいます

これが妊娠線のできる理由です。

一度裂けてしまつた真皮は完全に修復されることがないため、妊娠線は赤ちゃんを産み終えても残り続けてしまうのです。

ホルモンの影響で皮膚が割れやい状態になっているから

妊娠中に分泌量が増えるホルモンの一つにコルチコステロイドというステロイドホルモンがあります。

このホルモンはコラーゲンの成分や肌のターンオーバー(基礎代謝とも呼ばれる)を抑制するはたらきがあります。

コラーゲンは真皮に柔軟性を与える重要な栄養素です。

そのためコラーゲンの生成が少なくなると肌の弾力が低下し、ターンオーバーが抑えられることで皮膚の再生が遅くなり、より妊娠線ができやすい状態になります。

おなかの大きさに関わらず妊娠線ができてしまうママはホルモンの影響を強くうけていることも原因のひとつと考えられます。

妊娠線ができやすい場所

妊娠線と聞くと、おなかの下あたりをイメージする人が多いと思います。

しかし、妊娠線はおなか以外の場所にもできることがあるので要注意です。

できやすい場所

  • おなか
  • おしり
  • 足の付け根
  • 太もも
  • 二の腕
  • わきの下
  • 背中

脂肪が付きやすい場所は妊娠線ができやすいと言われています。

妊娠線ができても痛みなどが無いため、見えない所にできてしまうと気付くのは難しいです。

ゆうがき

全身の妊娠線を予防するには、全身のケアが必要!

今まで妊娠線ができていなくても、妊娠後期に突然できてしまうこともあるので油断は禁物です!

妊娠線ができやすい時期は?

妊娠線は、おなかが大きくなる妊娠中期(妊娠16週・妊娠5ヶ月頃)以降にできやすいといわれています。

つわりがおさまり、食欲が出始め体重が増加しやすいのも、中期以降に妊娠線ができやすい理由の1つと考えられます。

妊娠初期に妊娠線ができてしまったという人もいるので、早い段階からケアを心がけてください。

↓色々なケア用品があるので参考にしてみて下さい↓

妊娠線が出来やすい人の特徴

妊娠線ができやすい人の特徴として「体格の変化が大きい人」「肌の弾力が低下している人」があげられます。

当てはまるママは特に、妊娠線対策を行ってください。

乾燥肌の人

肌が乾燥しているとうるおいが足りないために皮膚が伸びにくく、妊娠線ができやすくなります。

特に冬場は乾燥する季節なので要注意です。

経産婦の人

昔、出産経験がある経産婦は皮膚が伸びやすく、おなかが大きくなるスピードが速いため妊娠線ができやすいといわれています。

以前の妊娠で妊娠線が出来なかったから、今回も大丈夫!というわけではありません。

高齢出産の人

35歳以上で初めて出産することを一般的に「高齢出産」といいます。

加齢により肌の弾力が衰えてきますので妊娠線ができやすくなります。

35歳以上だからできやすいというわけではありません。

双子妊娠の人

多胎妊娠の場合、より大きく皮膚が引き伸ばされるため妊娠線ができやすくなります。

骨盤が小さい人

骨盤が小さいと胎児の成長できるスペースが狭く、おなかが前にせり出して大きくなるため妊娠線ができやすくなります。

痩せ型の人

妊娠前の体格がやせ型の人はふつうの体格の人に比べて、妊娠中の体重増量指導の目安が2~3kgほど多く設定されています。

妊娠前と比較して体格の変化が大きくなり、妊娠線ができやすくなります。

妊娠線の予防方法

妊娠線ができないようにするためには、どうしたらよいのでしょうか?

乾燥を防ぐ(保湿)

肌が乾燥していると皮膚は収縮性を失ってしまうため、妊娠線ができやすくなります。

ボディーオイルや妊娠線予防クリームなどの保湿剤を使って保湿しましょう。

全身に塗りながら軽くマッサージすると血行も良くなり、乾燥を防ぐことができます。

保湿をしたからといって妊娠線が必ず予防できるとは限りませんが、最小限に抑えることはできます。

妊娠線ができやすく自分からは見えにくい、足の付け根・わきの下・下腹部などは特に意識して保湿することがポイントです!

ゆうがき

私も保湿クリームを塗っていましたが・・・妊娠線ができてしまいました。

これでもか!と後悔のないよう保湿して下さい!

急激な体重増加を防ぐ

つわりが終わった頃や出産予定日直前などは、食欲が増え急激に体重が増えがちです。

急激に皮下脂肪が増えると真皮にかかる負担も大きくなり、妊娠線ができやすくなります。

「体重を増やすと妊娠線ができる」という訳ではありません。

妊娠中は赤ちゃんの発育のため適切な体重増加は欠かせません。

肌はターンオーバーによって新しく生まれ変わる機能があります。

伸びた状態で生まれ変わった皮膚は伸びた状態に順応します。

皮膚が伸びた状態に順応できるように、体重管理には十分に気を付けてください。

ポイント

妊娠線は妊娠初期からあらわれる人もいるため、妊娠に気が付いた時から対策するのが理想です。

また、出来始めている人もその時点で対策を始めれば、症状悪化を防ぐことができる可能性があるので、諦めず予防してみて下さい。

まとめ

妊娠線はできてしまうと完全に消すことは難しいので、早めに予防をすることをおススメします。

妊娠線ができる時期やできやすさは人によって異なりますが、保湿と体重管理をしっかり行うことが大切です。

ゆうがき

こんな私でよければ話を聞きます!

お問い合わせに、ぜひ連絡下さい。

最期まで読んで頂きありがとうございました。

何かお役に立てたら幸いです。

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